2010年02月09日
らいちゃんに捧げる
1.ラブラブ
2.いちゃいちゃ
3.ry
4.ry
5.ry
(要は3.4.5は忘れた)
で選択してもらったところ、ラブラブといちゃいちゃの違いがわからないと突っ込まれました。うん、私も分らない。
とりあえず、お題はシュバモドでいちゃいちゃ。
全力でイチャイチャさせた結果、つゆりの肌に鳥肌が立つくらいいちゃいちゃしやがったorz
砂糖をこれでもかと吐けます。個人的にこんな甘ったるいの書くの久々すぎて泣けてきました。
そんなものでよろしければ、続きからどぞん。
らいちゃん、ごめんまじごめんorz
つゆり
「何をしているんだ?」
クロモドの声にシュバルマンは顔を上げる。
寝ずの番だと答えれば、眼鏡の置くの瞳をほんの少し和らげて焚き火の側に腰を下ろした。
「当番の殆どが君だな。すまない」
「いや、向き不向きがあるだろう。アエルロトとイリシアさんも手伝ってくれている。お前が慣れない番をして、翌日倒れてしまうよりはいいさ」
屈託なく笑うシュバルマンにクロモドもほんの少しだけ口の端を緩める。
ぱっと見ただけでは分らないような些細な変化だが、彼の表情は親しくなるにつれてどんどんと豊かになっていくように思う。シュバルマンは焚き火越しに彼の笑みをじっと見つめる。怪訝そうに眉を少しゆがめる仕草に、ああ、怒っているか、照れているかなと思わず声を上げて笑った。
「…何だ」
「なんでもない。よく笑うようになったなと思ってな。最初は仏頂面ばかりだったから、ちょっと心配だったんだ」
「……そんな事もないと思うが」
ふい、と視線がそらされる。気まずい、或いはやはり図星をつかれて少々照れくさいか。存外年を気にする彼は、年下である自分にこうして気遣われるのに随分と抵抗があったようだが、最近では漸く折り合いをつけることに成功したようだ。
手を伸ばし、クロモドの頬を撫でてみる。掌に感じるひやりとした感触に眉を顰めた。
「寒くないか?」
「いや、別に」
注意してみていれば、彼は己の腕を抱くように身を硬くしているし、心なしか唇の色が薄い。慌てて毛布を探すが、手近に防寒に適したものは何も無かった。
「寒いんだろう」
「だから、寒くないと言っているだろう」
やせ我慢も此処まで来るといっそ見事なものだとため息を噛み殺し、これ以上の問答は無駄だと判断したシュバルマンは、それならばと立ち上がって、クロモドの後ろに腰を下ろした。そして目を丸くしている一つ年上の男を、背後から両腕で抱きこむ。
「!?」
「お前、冷え切ってる。風邪でもひいたらどうするつもりだ」
「だからって、これは」
「仕方が無いだろう。毛布はテントの中だし、俺はマントを装備しないから。それに、一番暖かいだろう?」
至近になった淡い色合いの髪が頬に触れる感触を味わいながら、じわりと腕に広がる温もりに肩の力を抜く。腕の中の身体も少しずつ強張りを解いていった。君は本当に強引だなと苦笑交じりの言葉が漏れ、クロモドは背中をシュバルマンの胸に預けた。
凭れ掛る重みが愛しくて、そんな風に感じられる事を不思議に思いつつ、シュバルマンは抱き寄せる腕に力を込める。
「何だ?」
「いや、あったかいと思って」
「何だ、君も寒かったのか」
それならそうと早く言えばいい。カイロ代わり位にはなれるぞと言って、ほんの少し年上ぶって笑うから、シュバルマンは堪えきれずに銀色の髪に一つ口付けを落とした。