2009年06月03日

【西遊記】聖嬰大王 紅孩児ちゃん

 西遊記の第40回から第43回に登場した、聖嬰大王と号する紅孩児ちゃんです。
 劇中では、男の子です。念のため(汗)

紅孩児

 六百里サン頭号山枯松澗火雲洞に、多くの子供の妖魔を従えてる子供の生粋の妖怪(神様関係の変化ではありません)。
 火焔山で300年修行したと言います。(既に子供でない様な気もしますが・・・汗)

小さな山車に乗っかって、鼻の頭を叩いて口から噴出す『三昧眞火』と言う業火の使い手。
 この火は凄まじく、一時、孫悟空を死の縁に追いやった程です。

紅孩児並び

  三蔵一行の前に、木に吊るされ、助けを求める憐れな人間の子供とて現れます。
 まあ、例のごとく、三蔵は孫悟空の忠告を聞かずにこの子を助けてしまい、正体を現した紅孩児に攫われてしまいますが。
 こんな訳で、なかなかの知恵者でもあります。

 他にも、業火より復活した悟空(意外にも、八戒の按摩禅法で)に代わって観音様を呼びに行った八戒を、観音様に化けて騙して捕らえたりもします。

 そんな紅孩児、牛魔王と羅刹女(鉄扇公主)の息子と言う、妖怪界のサラブレッドと言うべき血統を持ってたりもします。

紅孩児横並び
  
 武芸もそこそこ出来て、悟空と20合打ち合っても勝負が着かない程。
 もっとも、八戒が悟空に代わって止めを刺そうとしたくらいですが(・・・その後、八戒は例の業火に悟空を捨てて逃げ出します)。
 とは言っても、術は強大。結局、悟空は観音様の助けを仰ぐ結果となります。

 観音様に知恵を授けられた悟空に誘き出された紅孩児は、観音様に突き掛かったりと大暴れ。
 しかし、調子に乗って、天ゴウ刀で出来た蓮華台に座ってしまい(刺さります。血も出ます。紅孩児は歯を食いしばります)、身動きが取れなくなって降参。『善財童子』の戒を授かるのですが、自由になると、途端にそむいて槍を手に再び暴れだす始末。
 
 そこで観音様はお釈迦様より授かった、3つの箍のうちの一つ『金箍』を五つに分けると、紅孩児の五体にはめ込みます。そして、例の呪文を・・・
 苦しんだ紅孩児は、53回の礼拝をした後、心から仏門への帰依を誓うのでした。

紅孩児ラフ 子供と言う事で、お乳を大きく出来ない事に苦労しました(笑)

 山車は、四角い木っ端に、ボール紙を貼り付けて作っています。

 槍の銘は『火尖槍』。
 1丈8尺と、相当の長さになりますね。そんな訳で、持っている槍は、必要以上に長く作りました。
 
 このお話しは、子供らしい紅孩児の闊達さと八戒の活躍(?)が多くて、好きなエピソードの一つですね~。

youriki at 21:28│Comments(2)TrackBack(0)この記事をクリップ!粘土ちゃん | 西遊記

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この記事へのコメント

1. Posted by 樹中遊路   2009年06月04日 00:04
紅孩児に関しては、『パタリロ西遊記』に出てきてたので、ごく簡単な設定(両親の事とか)と共に、一応そういうキャラクターがいる・・・くらいには認識していました。

可愛らしいですね♪ホントに元気一杯の可愛い子供っていう感じです。
とりあえず、無残な事にはならないようで良かったです(笑)。

今までは、『神様関係の変化』って言うのは、そんなに意識して注目してなかったのですけど、西遊記にはそういう『神様関係の変化』が多めなのかな?って思ったり・・・
2. Posted by 羊力   2009年06月04日 20:54
 樹中遊路さん、コメントありましたか! 不勉強でスミマセン(汗)
 
 いや~、本当にありがとうございます。子供って感じに見えていたなら幸いです~。
 本来、女体化の醍醐味は、お乳やお尻の作り込み(独断と偏見)。子供とは対極にあるものなので、苦労しました~(笑)

 西遊記の妖怪は、動物が得道(究極の境地や悟りみたいなもの)して変じた者と言うのが多いので、神や仏に関係した者の方が話が進め易いのかもしれませんね~。神通力を手にした理由も付け易いし。
 メージャー所としては、金閣銀閣なんかも老君の縁者ですしね。
 時々、神様しかっりしてよ! って気分になったりもします(笑)
 

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